ツアー&イベント レポート


サダクエストⅧ 満寿山の聖杯

隊長の自由帳

魔王によってヘビに姿を変えられたサダ王の呪いを解くには佐田の国の7つの山の三角スイッチをすべて押さなければならない。

サダ王を救い魔王を倒すため、勇者ロトとカメラマンの旅はつづく。

最後のターゲットは魔王が引越中という満寿山(マンジュサン 659m)だ。

35.162407,132.709823

結局サダ王の介抱の甲斐も無く死んでしまった村長の白馬

白馬の亡き骸を引きずりながら、いつもの黒い馬車で移動する。

「村長には逃げたと言っておくわい。」 とサダ王は言う。

7つの山の地図で山の位置を確認し、国境の満寿トンネル近くの駐馬場に馬車を止めた。

「ここで魔王の引越しが行われているのか。」

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馬車からアイテムを取り出し装備を始めていると、

「高そうな剣ですね。勇者様。」とヘビが話しかけてきた。

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「またお会いしましたね。タ・ターミヤです。」

「おお! またお前か。今度は何をしてるのだ?」

「引越しの仕事があると聞いたので駆けつけましたがもう終わっているようです。さっき出て行ったトレーラーが最後の荷物を運びだしたようですね。」

「なんだって!? 魔王はここに引っ越したのではないのか!」

「なんでもこのトンネルを通って東に行くために、一旦ここに荷物を集めていたらしいです。どこへ引っ越したのでしょうねぇ。」

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「なんということだ。魔王を逃がしてしまうとは・・。」 勇者は大失敗をしでかしてしまったのだ。

「しかし、これでこの国は安全になったではありませんか。良しとしましょう勇者様。」

「これでいいのかな・・。勇者がこんなでいいのかなぁ。」 勇者のプライドが邪魔をする。

「まだサダ王の呪いを解くという使命があるじゃないですか。」

「おお! そうだった。まだ私には任務があったわ!!」 勇者は気持ちを切り替えた。

よーし出発だ゛!!

先頭はもちろん勇者ロト。後ろに続くはカメラマン

 

「わしは白馬の亡き骸を始末しておく。」 と言うサダ王を残し、勢い良く進もうとするがいきなり登山道の入口が分からない。

「どこから山に入ればいいのだ!?」

「私が道案内いたしましょう。」 と言ってタ・ターミヤが登山口を教えてくれた。

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「助かったよタ・ターミヤ。案内よろしく頼む。」

先頭はタ・ターミヤ。後ろに続くは勇者ロトとカメラマン。ヘビが先頭とは不甲斐ないが仕方ない。

「山頂へ行くにはここを一旦下るのです。」

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「次にトンネルの上を越えていきます。」

なるほど。下には道路が見える。

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「道なりに登ります。」

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「この辺りは魔王との戦いに敗れた戦士の墓になっております。」

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「戦士ブナ・・。」 勇者は哀悼の意を表し戦士の名前を読み上げた。

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「戦士ヒノキ・・。」

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「戦士ウリ・・ハダカで・・」

「ま、まあ全員の名前を読み上げなくても・・。先を急ぎましょう。」

 

「ここを登れば山頂です。」 タ・ターミヤの案内は続く。

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登っていくと視界が開けた。

「はい。山頂に到着です。」

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「ではガイド料として50Gいただきます。」

「何だって!?」

「ははは冗談ですよ。勇者様。三角スイッチはすぐそこです。どうぞスイッチを入れてください。私はちょっと電話を掛けさせてもらいます。」

そういうとタ・ターミヤは携帯電話を取り出しどこかへ掛け始めた。「あ、もしもしお疲れ様ですぅ。」

「まったく、忙しいやつだ・・。」 カメラマンは呆れ顔だ。

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目の前には最後の三角スイッチがあった。

ではスイッチオン!

これですべてクリアだ。

“さーだー” という天使の声と共にスイッチが入った。

さらに天使の声がつづく

“これで7つの三角スイッチはすべて押されました。そして今、王院山に封印された幻の大滝が現れました。

その滝の聖水ンダの聖杯で汲み、飲むのです。そうすれば呪いから解放されるでしょう。”

天使の分かりやすい解説が終わると、三角スイッチの上に赤いンダの聖杯が現れた。

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「あれか。ではあの聖杯を持って大滝に移動しよう!」

すると突然、タ・ターミヤが聖杯の中に丸い物体を投げ入れた。

「何をするのだタ・ターミヤ! 何だこの白い球体は?」

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「私が作ったまんじゅうです。聖杯の力でおいしさがアップしているはずです。」

「そんなはずは無いだろう。」

「いえいえ絶対にアップしています。どうぞお食べください。」

「それはないだろう。まぁ一応食べてみるけど。どれどれ。」

勇者はパクッと一口食べてみた。

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「確かにアップしてるがな!!」

・・この2人は何をしているのだろう。早く大滝に移動しなければならないと言うのに。カメラマンは引いている。

「うまいがなこのまんじゅう!!  どうやって作ったんだ?」

「この山のいろいろな食材を私が飲み込み、胃の中で丹念に練り上げ、成型し、吐き出しました。商品名は 胃造りまんじゅう 満寿です。」

「胃造りとは考えたな!  さすが商人の中の商人だ。いや商蛇だ。これはきっと売れるぞ。うひょひょひょひょー!」

勇者は取り憑かれたようにまんじゅうをむさぼっている。

「なんてこった・・。ヘビが吐き出したものなど普通の人なら食べないだろう。」  カメラマンは正常だ。

「仕方が無い・・あれを出すか。」 と言ってカメラマンは勇者のケツを蹴り上げた。

宙を舞い、茶色い地面に顔から着地した勇者。

「ぐはぁっ。」

またしても顔面をすりむいてしまったが、なんとか正気を取り戻す事に成功した。

「まんじゅうに溺れてしまうところだったわ。助かったよカメラマン。こうしてはおれん! 先を急ごう!!」

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勇者は「ンダの聖杯」を手に入れた!

急いで王院山に現れたと言う幻の大滝に向かうのだ。

「タ・ターミヤ、お前も行くか? 人間の姿に戻れるぞ。」

「私はまんじゅうを作りたいのでしばらくヘビのままで大丈夫です。」

「そうか。繁盛祈ってるぞ。元気でな!」

「勇者様もお元気で!」

このヘビ、ずっとカメラマンを無視している・・。

「なんだかあのヘビ怪しくないですか?」 カメラマンの直感だ。

「そんな事は無いだろう。さあ下山しよう。」

サダ王が人間に戻るのはもうすぐだ。

 

 

 

7つすべての三角スイッチを押し、みごとンダの聖杯を手に入れた勇者。

魔王は逃がしてしまったが王を復活させる日はもうすぐだ。

次のターゲットは聖水の流れる「幻の大滝」だ。

[勇者]

レベル44

<防具>

Tシャツ       防御力 8

長ズボン     防御力 5

かわのくつ     防御力 2

勇者の帽子    防御力 5

ウエストバック  防御力 5

アダの盾      防御力 50

ブルーシート    防御力 10

<武器>

おのれのこぶし     攻撃力 22

カダの剣              攻撃力 50

<道具>

7つの山の地図

iPhone

顔パス

水筒

ンダの聖杯

[カメラマン]

レベル13

<防具>

Tシャツ      防御力 6

ぬののズボン  防御力 3

かわのくつ     防御力 2

あせふきタオル  防御力 1

<武器>

でじたるかめら  攻撃力 1

<道具>

ハンディGPS

黒い馬車

<三角スイッチ>

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「もしもし。魔王様、お聞きのとおりです。聖水を飲み、更なる進化を成就させてください。」

「よくやった。みごとな働きだったぞ。時間稼ぎのおかげで奴らより先にたどり着きそうだ。

約束の10000Gは振り込んでおいたぞ。」

「ありがとうございます。魔王様。出来ればタ・ターミヤとフルネームで呼んでいただくとありがたいのですが・・。」

!!!


最終回

サダクエストⅨ 復活の王

つづく



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