ピコピコ!! 雪彦山の戦い ~その3~ 2013.11.4
無事に雪彦山(せっぴこさん)の三角点915mに到着したメンバー。
しかし、隊長は、「本当の目的は、この雪彦山のピークハントではなかった」と、、、。
みっしゃん「きーち! アレ出して!!」
きーち「は、はいっ!!」
ピコピコハンマーが出てきた。
全然気づかなかったが、リーダーの指令により、
密かに米子から運び込まれていたのだった
登山前のきーちの様子↓↓
きーち「これ探すのに、昨日は100円ショップを3軒ハシゴしましたよ!」
デキる部下を持って、リーダーみっしゃんも満足そうである。
みっしゃん「みんな聞いて!! ここでこれからガチで
ピコピコ対決をするよ!!
チームは山陰VS山陽。 特にmiki-T!! 最近山陽メンバーが
増えてきたからって、調子乗ってるんじゃないよ!
ここであらためて、まめ登山部の本流はどっちか、はっきりさせてやるわ!!」
そうか、この地域性を考慮した人選は、こーいうことだったのか。。。
ルールは簡単。攻撃・守備に分かれ、攻撃者は守備者の頭をヒットすれば勝ち。
守備者は攻撃者のピコピコハンマーを手で防御すれば勝ちである。真剣一発勝負!
突然の告知にみな動揺しながらも、山陽チームからはまずかっちゃんが出た。
対する山陰チームは・・・
「俺に行かせて下さい! なんだか、今日は、やたらと新幹線やセブンイレブン
の話でつっかかってきて、嫌な感じなんすよー!!」
山陰地方にない物を話題にされ、怒り心頭のきーちが名乗りをあげた。
いざ、勝負!
「うおーーーーー!!!」
「セブンイレブンがなんじゃいーーーーー!!」
かっちゃんの頭上に振り下ろされる!!
「新幹線がなくても、やくもがあるんじゃいーーー!!!」
ハンマーをとらえることができるか・・・!?
鈍い音が山頂広場一帯にこだました。
・・・一瞬の差で、ハンマーはかっちゃんの頭頂部をヒットしていた!
きーちの勝ち!!!
山陰1-0山陽
チーム先鋒としての重責を果たしたが、
きーちの怒りは米子に新幹線がくる日まで収まらないであろう・・・
第2戦は、山陰チームが守備である。オータムが出てきた。
一方の山陽チーム、チューハイか?miki-Tか??
miki-T「よし、僕、行こうか!」
「いや、私に行かせて下さい。朝から気になっていたんですけど、
オータムさん、アルコールをヒルにかけるなんて許せません!
アルコールは、飲むものです!!!」 チューハイがたまらず
名乗りをあげてきた。
そんなことで、相手が決定。
さぁ、第2戦。 ファイッッッ!!!
空気を裂く音が聞こえたと思ったその時には、すでに
ハンマーはオータムの脳天を捉えていた。
チューハイの勝ち!!
山陰1-1山陽
オータムは、2時起きの疲労が響いていたのかもしれない。
そして、日常的に重い木槌を振りかざし、樽酒を割り(鏡開き)まくっている
チューハイにとって、軽いピコピコハンマーを操ることなど、
たやすいことであった。。。
第3戦
みっしゃん「さぁ、これで決着をつけてやるわ。miki-T、
あたしの攻撃をとめてみな!!」
しかし対戦相手のmiki-Tはすでにリーダーの迫力に負け戦意を喪失していた。
リーダーみっしゃんの一撃は、miki-Tの右頭部に
深くめり込んでいった。
みっしゃんの勝ち
「miki-T、情けない… また荷物持たしてやるから、鍛えて出直してきな!!」
勝っても敗者を気遣うリーダー。さすがである。
山陰2-1山陽
=山陰チームの勝ち!!!
よっしゃーーー! 喜ぶ山陰メンバー。
みっしゃん「これでわかった!?まだまだ主導権はわたせないよ!!」
かっちゃん、チューハイ、miki-Tの山陽チームメンバーは、
敗戦にうなだれながらも、山陰チームの偉大さを身をもって感じ、
またそんな心強い仲間と一緒に山に行ける嬉しさにふっと頬を緩めるのであった・・・。
その4へつづく。
2013 年 12 月 27 日